何から摂る?乳酸菌

乳酸菌が含まれている有名な食品といえばヨーグルトが有名ですよね。
ヨーグルトは食べやすく、お手軽に乳酸菌を摂取できる食品で、食生活においても気軽に摂取できる食品です。
では乳酸菌はヨーグルト以外の食品でも摂取する事はできるのでしょうか?ではここでヨーグルト以外で乳酸菌が摂取できる食品を具体的に説明します。

乳酸菌はどんな食品に含まれている?

では乳酸菌はどんな食品に含まれているのでしょうか?
乳酸菌を多く含まれている主な4つの食品をみてみましょう。

1.キムチ

キムチは植物性乳酸菌が多く含まれています。
キムチを作る際に生まれるP.ペントセウスという乳酸菌がいて、胃酸に強く、生きて腸まで届く事ができます。
生成するにあたり、野菜のみの過酷な状況の中で生み出される乳酸菌だからこそ、キムチに含まれる乳酸菌は強い力を持ちます。
この強さはヨーグルトなどよりも強靭で、発酵食品の中でもキムチの乳酸菌は群を抜いています。

2.味噌

乳酸菌が含まれる代表的な日本の食品に味噌があります。
味噌には腸内環境を良くする善玉菌を増やす3大栄養成分が含まれております。
その3大栄養成分は乳酸菌、食物繊維、オリゴ糖です。
これら3大栄養成分が含まれている味噌も腸内環境を良くしてくれるのです。

3.醤油

味噌に並んで醤油にも実は乳酸菌が含まれています。
醤油の原料は大豆と小麦と塩でできており、醤油はこれらを発酵させて製造される液体で、発酵する際にも乳酸菌が関係しています。
醤油の塩分は16%と高く、その中で生き延びる事ができるテトラジェノコッカス・ハロフィルスという乳酸菌で、この乳酸菌の特徴は醤油を作る段階で麹と塩分を混ぜでもろみを作る際、そのもろみの中で増殖し、そして自分が作った酸で死滅します。
完成した醤油には生きた乳酸菌は入っていませんが、この乳酸菌の力で醤油のうまみを出してくれるのです。

4.塩麹

塩麹の原料は穀物です。
ですから塩麹に含まれている乳酸菌は植物性乳酸菌です。
植物性乳酸菌の特徴は生きて腸まで届く事です。
酸以外にも熱にも強く、更に塩麹にはたんぱく質を分解する酵素も豊富に含まれており、この酵素は整腸作用以外にも、抗菌作用や抗酸化作用、抗アレルギー作用などの効果もあります。
乳酸菌はヨーグルト以外にもこれらの4つの食品にも含まれているのです。

様々な料理方法で色々な乳酸菌を摂取してみましょう!

いかがでしたか?
乳酸菌はヨーグルトだけでなく、様々な発酵食品にも含まれています。
洋食よりも和食が健康でおすすめな理由には、和食で使う調味料に乳酸菌が多く含まれているからなのですね。
便秘などが気になる方は一度、食生活を和食中心に変えてみてはいかがでしょうか?