乳酸菌のプロバイオティクスって?

プロバイオティクスという言葉をご存知でしょうか?
このプロバイオティクスは乳酸菌と深い関係にあります。
ではプロバイオティクスについて詳しく説明します。

プロバイオティクスとは?

プロバイオティクスとは、腸内細菌のバランスを調整し、人に対して有利に働いてくれる生きた微生物、又はそれらを含む食品の事です。
善玉菌とも呼ばれ、乳酸菌やビフィズス菌もその中に含まれます。
このプロバイオティクスを定期的に摂取する事で健康な体へと導いてくれるのです。

そんなプロバイオティクスには求められる7つの条件があります。
  1. 胃酸や胆汁などに負けない強さを持ち、腸まで届く事
  2. 生きて腸まで届き、腸内で増殖する事
  3. 腸内フローラといって腸内環境のバランスを保つ特徴がある事
  4. 免疫作用がある事
  5. 口にしても安全性が高い事
  6. 簡単に食品から摂取できる事
  7. 作られる際に扱いやすく、比較的価格なども安くできる事

プロバイオティクスに含まれる乳酸菌の種類とは?

ではここでプロバイオティクスに含まれる微生物の種類とその特徴をみてみましょう。

クレモリス菌FC株

クレモリス菌FC株の特徴はコレステロールを改善し、整腸作用や美肌効果があります。

ラクトバチルス・プレビス

ラクトバチルス・プレビスは別名ラブレ菌ともよばれています。
漬け物から発見され、コレステロールを低下させ解毒作用があり、がん予防に効果があります。

ラクトバチルス・カゼイ

ラクトバチルス・カゼイは生きて腸まで届き、便秘改善効果があります。
食中毒を起こすウエルシュ菌を減少させる効果もあります。

ビフィドバクテリウム・ロングム

ビフィドバクテリウム・ロングムは胃酸に強く生きて腸まで届くビフィズス菌の事です。
悪玉菌を減らし、腸内環境を良くする効果があります。

この他にも納豆菌や酵母菌などもプロバイオティクスに含まれる仲間です。
プロバイオティクスはヨーグルト以外の食品にも含まれています。
健康的に過ごすには、これらプロバイオティクスを積極的に摂取する事が大切です。

体に良い菌を増やし、健康維持を目指しましょう!

いかがでしたか?プロバイオティクスは健康を維持するにあたり、体に有益な働きをする微生物です。
体に良い菌を取り入れ、増やす事で健康を維持する役目があります。
プロバイオティクスを摂取して有害物質が減少すれば、便秘などの改善効果にもつながるので、便秘などにお悩みの方は生活習慣に取り入れてみてください。